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どろろ(通常版) [DVD]
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フォーマット | 色, DTS Stereo, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 原田美枝子, 瑛太, 柴咲コウ, 中井貴一, 中村嘉葎雄, 原田芳雄, 塩田明彦, 杉本哲太, 麻生久美子, 妻夫木聡, 土屋アンナ |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 18 分 |
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商品の説明
商品紹介
絶望を、ぶった斬れ。
手塚治虫が遺した幻の傑作を、「黄泉がえり」の塩田明彦監督が完全映像化!主演は妻夫木聡、柴咲コウ。アクション監督に「少林サッカー」のチン・シウトン監督を迎え、総製作費20億円をかけ壮大なスケールで放つ”アクション・エンタテインメント”大作!
<ストーリー>
終わりの見えない戦国の世を憂う武将・醍醐景光は、戦乱の世を治める力を得るため、自分の子の体48箇所を48体の魔物に差し出す。こうして生まれた百鬼丸は、医師・寿海に仮の体と護身のための妖刀を与えられ、見事な成長を遂げる。やがて、魔物を倒すごとに奪われた体の一部を取り戻すことを知った百鬼丸は、魔物退治の孤独な旅に出る。ひょんなことで百鬼丸の存在を知ったコソ泥どろろは、百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、その旅を追いかけ始める…。
初回限定生産分のみ、豪華スペシャル・ジャケット仕様。※初回限定版をご希望の場合、単品でのご注文をお願いします。他の商品とあわせてご注文されますと、それらの商品の発送可能時期によりましては、初回特典付をお取り置きできない場合がございますので、ご了承ください。
Amazonより
戦乱の世で天下統一の野望を抱いた武将・醍醐景光は、これから生まれる自分の子供を48体の魔物にさし出し、代わりに強大な力を得た。一方、体の48か所を奪われて誕生した赤ん坊は、呪医師・寿海の秘術によって救われた。かくして成長した赤ん坊=百鬼丸は、自分の体を取り戻すために魔物を倒す旅に出る。そんな中で百鬼丸は女性ながら戦乱の世を逃れるために男の格好をしたコソ泥・どろろと知り合い、共に旅をするように…。
早くも続編2作の製作も決定したファンタスティックな時代劇。とはいえ、別に日本の歴史に応対しているわけではなく、どこの国ともいつの時代とも分からないファンタジーとして作りあげている。手塚治虫の原作漫画の映画化だが、原作の世界をまんま映画化するというよりは香港映画の“古裳片”系の仕上がり。ただそれらの魑魅魍魎VS百鬼丸の闘いの映像がメインになっている割には切れ味が悪く、もったいなさが感じられた。続編ではその辺の改変していただき、もっとカッコイイ映像を期待したい。役者たちの熱演ぶりは素晴らしかったのだから。(横森 文)
レビュー
手塚治虫の傑作漫画を、妻夫木聡と柴咲コウ主演で実写映画化したアクション活劇。肉体を48の魔物に奪われた悲運の子・百鬼丸と天涯孤独の盗人・どろろが、魔物たちと壮絶な闘いを繰り広げながら戦乱の荒野を駆け抜ける。 -- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- EAN : 4582131186748
- 監督 : 塩田明彦
- メディア形式 : 色, DTS Stereo, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 2 時間 18 分
- 発売日 : 2007/7/13
- 出演 : 柴咲コウ, 瑛太, 麻生久美子, 中村嘉葎雄, 原田美枝子
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ASIN : B000PMGN18
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 50,323位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 642位日本のアクション映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
作品全体としては、星を5個付けたい所ナノデスガ、、、アニメ版と比較してしまうと、設定との違いに少し違和感を感じてしまうのは、私だけかな?
(気に入った点)
1:鬼神(妖魔)が実写化でも上手く表現されている。
2:百鬼丸の体が再生されるシーンがCGなのだろうが、上手く表現されている。
3:今は亡き日本を代表する俳優、原田芳雄さんが、百鬼丸の育ての親として出演。原田芳雄さんが出て来た瞬間、それだけで感動した。そして、百鬼丸の父として中井貴一さん。物語の所々に出てくる法師役に中村嘉葎雄さん。この3人が脇を固めた事でこの映画は、より締まった作品になっていると思う。
(気に入らなかった点)
1:どろろが、子役では無く、既に成人女性として出て来た点。
柴咲コウさんのどろろも、良いのだよ。だけど、うーん(゜-゜)。アニメ版では子供なんだよね。
映画撮影が決まった当時、キャスト出来そうな女の子の子役が居なかったって事かなぁ。
2:百鬼丸の妻夫木聡さんも良いのだよ、だけど、うーん(゜-゜)。アニメ版だと多分15~18歳位の男の子なんだけど。映画では、完全な成人男性。
ジャニーズとかで、ハマりそうな男の子居なかったのかな?
3:映画2時間では、やはり物語全てを実写化するには、無理があったと思う。こういう作品こそ、天下のNHKさんが大河ファンタジーとして、毎週放送する感じで最初から最後まで実写化して欲しいと思った。
4:アニメ版と物語の設定が所々で食い違う。12と48とか。アニメ版では、出てくる瑛太さんが演じる多宝丸の大事な幼馴染で臣下である陸奥と兵庫が出て来ない。3人トリオの芝居が見れない。白馬の親子も出て来ない。綺麗な白馬の親子が探しても居なかったのかな?あの親子愛は良かったのにな。水樹奈々さんの子守唄良かったのに、映画では出て来ない。(`ДT)
まー、ご意見はあるだろうけど、総じては、まずまずの出来の映画です。
アニメ版から見たから星1つ減らしたけど、この映画から見たら間違いなく星5作品だと思います。
まだ、見ていない人は、一見の価値ありです。時代劇好き、ファンタジー好きなら、必見です。
リアルタイムで見ていた世代のジジイで、当時はこのアニメが本来はカラー作品であり、
我が家のテレビが白黒だった為にモノクロで映っているのだと思い込んでいたのだが元々
モノクロ作品なのだと知ったのは大分後になってからだ。主演は百鬼丸=(妻夫木 聡)と
どろろ=(柴咲コウ)だが、色々と賛否はあるようだ。特にどろろ役には柴咲コウではなく
子役を使えとか無茶ぶりな奴も居て苦笑したが、アクションシーンもあるし、短刀や刀と
いった武器を使う殺陣もある。更にはVFXを駆使した映像とは云えワイヤーアクションも
あり、危険だし子役の女の子にやらせる訳がない。しかも海外での長期ロケだ。アニメは
アニメ、映画は映画で別物で構わないと思う。それに私は柴咲コウだから見たとも云える。
本作より3年前だが、柴咲コウ主演のテレビドラマ「オレンジデイズ」でも妻夫木 聡と
共演をしているが、そのドラマでの柴咲と本作の柴咲とのギャップが見たかったのである。
二十代の柴咲コウが劇中で下品な言葉を使ったり、はしゃいだり、お道化た姿が見られ、
私的にはそれだけでこの映画を見る価値があった。柴咲コウで無ければ見なかったと云う
理由はこれに尽きる。原田芳雄の出演も嬉しい。琵琶法師の中村嘉葎雄は「子連れ狼」で
有名な萬屋錦之介さんの弟(五男)だ。土屋アンナも若い、白塗りのバケモノだけど。(笑)

リアルタイムで見ていた世代のジジイで、当時はこのアニメが本来はカラー作品であり、
我が家のテレビが白黒だった為にモノクロで映っているのだと思い込んでいたのだが元々
モノクロ作品なのだと知ったのは大分後になってからだ。主演は百鬼丸=(妻夫木 聡)と
どろろ=(柴咲コウ)だが、色々と賛否はあるようだ。特にどろろ役には柴咲コウではなく
子役を使えとか無茶ぶりな奴も居て苦笑したが、アクションシーンもあるし、短刀や刀と
いった武器を使う殺陣もある。更にはVFXを駆使した映像とは云えワイヤーアクションも
あり、危険だし子役の女の子にやらせる訳がない。しかも海外での長期ロケだ。アニメは
アニメ、映画は映画で別物で構わないと思う。それに私は柴咲コウだから見たとも云える。
本作より3年前だが、柴咲コウ主演のテレビドラマ「オレンジデイズ」でも妻夫木 聡と
共演をしているが、そのドラマでの柴咲と本作の柴咲とのギャップが見たかったのである。
二十代の柴咲コウが劇中で下品な言葉を使ったり、はしゃいだり、お道化た姿が見られ、
私的にはそれだけでこの映画を見る価値があった。柴咲コウで無ければ見なかったと云う
理由はこれに尽きる。原田芳雄の出演も嬉しい。琵琶法師の中村嘉葎雄は「子連れ狼」で
有名な萬屋錦之介さんの弟(五男)だ。土屋アンナも若い、白塗りのバケモノだけど。(笑)










今再ブームとなっている歴史怪奇アニメ
CGのクオリティもたかい。
冒頭からハワイアンダンスみたいなシーンが出てきたあたりからハズレを予感。ストーリーは全然違うし、あやかしもオモチャみたい。
妖怪対決は冒頭のタランチュラと2番目の「鯖目の巻」以外は戰闘場面のみの抜粋です。手塚治虫の原作(秋田書店版)にはタランチュラが舞台の踊り子に化けていた居酒屋の場面は見当たらず本作での創作と思われます。一方で醍醐景光の城下町の場面(ばんもんの巻、助六の巻、愛憎の巻)あたりで原作の筋を變えて妙なポリコレが入ったが為に苦し紛れの少々白けた顛末ですが、此の辺りは原作の方が自然な流れです。余計なイデオロギーを入れないでもう一つぐらい妖怪との邂逅を詳しく描いた方がエンタメとしても充実した事でしょう。
ブラックジャックや鉄腕アトムにも見られる様に、手塚治虫は人體パーツ(臓器)を登場させますが、手塚は決して唯物論者では無くて寧ろその対極に居ます。人體パーツという生命の物質的側面を直視する表象を通して、その先に生命の本質を見ようとする考え方で、此の発想は既に記紀の神代に出てくる伊奘諾が黄泉の國から逃げて帰る時に神々が誕生する場面にも描かれて居て、日本人の根底にある感覺です。本作でも妖怪を倒すたびに百鬼丸の身體が作り物から生身の身體に変わって行きますが、その過程は不死身の體の喪失でもあり、伊邪那美の怨念によって人に寿命が定められたという故事にも通じます。
此処で觀點を變えて見ます。人體パーツの再生は当に現代の再生医学が実現しようとする世界です。醫学部で學んだ手塚は醫學の將來目標として關心を寄せて居たのでしょう。余りにも先見の明を持った着想は荒唐無稽に受け取られるものです。手塚自そう思って居たかもしれませんが、一笑に付さないで漫畫の世界で取り上げたのでしょう。魔物に四十八個の人體臓器を持ち去られた赤ん坊が「産まれて来た」という想定は非常に興味深く思われます。全ての臓器が存在しなくても先ず御魂(精神性)が産まれて來るという考え方です。四十八の人體パーツを揃える過程は、人の発生過程と成長過程の順序を組み替えて時間軸を空間軸に置き換えたものと見做せます。
欧米のAI物のSFではAIが自我(人格)を獲得することを極力恐れ断固阻止しようとしますが、それはその自我が己の欲望に従って行動し始め人類の敵対者になると考えるからでしょう。元よりおはします御魂が依代に降臨するという考え方に立てば、其の様な恐れは出て来ません。四十八の人体パーツを揃える過程は其の様な依代を完成させて行く過程と見ることが出来るかもしれませんね。「人か? 化け物か?」という百鬼丸の問いへの答えは此の辺りに據りそうです。